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〜つなごう心 深めよう理解 ともに歩もう この一歩から〜

ご挨拶GREETING

「特別支援学校を卒業してからの方が長い。
 そしてそれからも本人たちは成長していく」

一般社団法人栃木県手をつなぐ育成会   会長 小島 幸子

 いつも栃木県の育成会を応援していただきありがとうございます。

11月29日に栃木県教育委員会事務局特別支援教育室にお伺いして「特別支援教育の充実に関する意見書」を提出しました。これは毎年恒例になっており室長といろいろと意見交換をさせていただいています。意見書は全国手をつなぐ育成会連合会が文科省に出している要望書も参考にしてまとめています。どれも重要項目ですが中でも家庭と教育と福祉の連携「トライアングルプロジェクト」は特に大切なことだと思っていますので一層の充実をお願いしました。
 さて障害のある長男が栃木特別支援学校を卒業してから早14年になります。入学前のオリエンテーションで親子が分かれたのですが、笑顔の素敵な女性の先生が息子の手を取り教室に入る後ろ姿が今も思い出されます。「きっとこの学校で楽しく学べることだろう」と感じました。入学式の写真で私は、走り出さないように息子の手首をぎゅっと握っています。おむつも取れず、裸足で校庭と教室を行き来していたようでした。しかし息子は、先生方の指導でだんだんにいろいろなことを習得していきました。大嫌いだった帽子も外に出る時は自分から被れるようになりました。極端な偏食でしたが先生がみかんの皮をむいて息子に差し出したところ美味しい食べ物とわかったようで少しずつ 少しずつ食べられるものが増えていきました。教室から健康観察簿を持って保健室に毎朝行く当番も出来るようになりました。息子は特別支援教育で家庭だけでは難しい「生きるちから」を学んでいき卒業して生活介護の事業所に就労しました。
 生活介護に入ってからもアルミ缶潰しなどの作業を頑張っています。医療へアクセス出来ない悩みがあり担当の相談支援専門員のおかげで訪問診療、訪問看護に繋がることが出来て「無理だろう」と思っていたコロナのワクチン接種も4回受けることが出来ました 施設でも健康診断が毎年行われていましたが、拒否が強いだろうと諦めていました。しかし「ダメ元で」と職員にお願いしたところ昨年から受けられました。これは、職員の支援の仕方がうまいのとお友達もやっているからという周囲の力も大きいと思います。
 このように息子は卒業後も成長を続けています。学校を卒業してからの方が人生は長いのです。もちろん、違う悩みも出て来ます。小さい頃にはなかったてんかん発作がありその服薬コントロールが難しいです。また親も年をとり息子の世話を出来なくなった時のことも考えるようになりました。しかし、私には育成会の仲間が栃木にも全国にいます。話していくとこの悩みは自分だけではないとわかり、前向きになれる自分がいます。これを読んでいただいているあなたもひとりで悩まずにわたしたちの仲間になりませんか?いつでもウエルカムです!!


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